【宿泊レポ】スタイリッシュなラグジュアリー空間でリラックスステイ「W マカオ スタジオ・シティ」

マリオット・インターナショナルが展開するホテルブランド「W（ダブリュー）ホテル」より、2023年9月8日、マカオに「W マカオ スタジオ・シティ」が開業。“アジアのラスベガス”と呼ばれるマカオに新たに誕生したNEWホテルについてご紹介します。

中国本土と陸続きの半島部と、沖合に浮かぶタイパ、コタイ、コロアンの4エリアからなるマカオ。1999年の中国返還までマカオはポルトガル領だったため、ポルトガル風の建築物やフードなど異国情緒があふれています。また、ラスベガスに匹敵するほどカジノも有名で、多くの観光客が訪れています。

そんなマカオ・コタイ地区に新たにオープンしたのが「W マカオ スタジオ・シティ」です。ハリウッドをモチーフにした統合型リゾート「スタジオ・シティ」内に建つラグジュアリー・ホテルで、施設の設計はザハ・ハディド・アーキテクツが担当。

1950年代のハリウッドの華やかさからインスピレーションを得ており、大胆な幾何学模様を取り入れ、マカオ独特の東西文化の融合、歴史、自然美を現代的に表現し、細部までこだわり抜かれたデザインになっており、館内のあちらこちらで見てとれます。

ステイしたのは、コタイを一望できるキング・ルーム

名作映画や海との関わりが深いマカオの歴史から着想を得ている客室は、127のスイートを含む全557室。扉を開けて部屋に入ると、床から天井まで届く大きな窓から望む、コタイの景色が目に飛び込んできます。

広々としたゆとりのある作りながら、入り口からバスルームへの動作や、ベッドとバスルームへの行き来がとてもスムーズ！

開放的で快適なバスルーム。アメニティも充実

気になるアメニティは、シャワーキャップ、シェーバーセット、メイクアップリムーバー、コットン、綿棒、コームなどに加え、ポーチの中には歯ブラシセットとマウスウォッシュが入っていてテンションが上がります。

バスルームのシャワーブースはベンチ付きでゆったりと♪ 本やドリンクを楽しみながら入浴できる浴槽は大きく、首をゆだねられるヘッドクッションやバスソルトの用意も！全室に備えられているBluetoothサウンド・システムで、お気に入りの音楽を楽しみながら、ゆったりとバスタイムを満喫。

バスタイムを終え羽織ったバスローブが、手触り良し＆ガウンのような温かさもあり、とっても秀逸！今までいろいろなホテルのバスローブを使う機会がありましたが、これほどまでに着心地の良さにうっとりするものに出会ったのは初めて♡ またヘアドライヤーはダイソン製で、これまた快適でしたよ。

お部屋の中でのティーブレイクに嬉しいコーヒーマシーンやTWGのティーバッグもたっぷり。有料となりますが、冷蔵庫やスナックコーナーも充実のラインナップです。

ホテルステイでのお楽しみ“グルメ”についてもご紹介しましょう！W マカオ スタジオ・シティには4つの個性的なレストランとバーがあり、多彩な食文化を堪能することができます。終日営業のコーヒー＆カクテルバー「LIVING ROOM」では、中国とポルトガルの食文化に影響を受けたペストリーや焼き菓子とともに、カクテルやコーヒーを楽しめます。

LIVING ROOMに隣接する米国の禁酒時代をイメージした隠れ家的なバー「A.P.D. (A Perfect Dose)」では、インフュージョンや煙の香りをアクセントにしたドリンクが楽しめます。

また、40階のレストラン「DIVA」では、アールデコ調の店内で現代的な広東料理とテ・ジュ（お茶を使ったカクテル）を味わうことができます。

今回のステイでは、朝食を提供している「HAWKER HAWKER 津津」を利用。席に案内される道すがらチラリと見ただけでも魅力溢れるラインナップと品数の多さに驚き！端から端まで全制覇したくなってしまうほどのパンやスイーツ、目覚めの一杯にピッタリなフレッシュジュースもカラフルに揃います。

チーズやフルーツ、ヨーグルト、フレッシュサラダなどの冷菜コーナーも充実しており、ちゃんと温度管理されたブースに集約されているのが素晴らしい。

叉焼まんやカスタードまんなどのせいろ蒸しコーナー、春巻きなどの揚げ物、お粥も4種類と、豊富な中華メニューがずらり。この他にもカリカリベーコンや好みの調理で仕上げてくれる卵料理などの洋食メニューも充実。

特に麺の種類や野菜、スープの種類、具材などを自分好みにカスタマイズできる麵コーナーが、とても楽しい！器に好みのものを入れてスタッフの方に渡すと調理してくれます。出来上がったオリジナル麺にアクセントを加える調味料たちも豊富でワクワクするラインナップ。

気になったものをお皿に盛り付け楽しんでいると、売り子スタイルのスタッフの方がおひとついかがですか？とテーブルに！しかもカウンターに並んでいなかったものばかり！なんて楽しいの！そりゃあ、おひとつと言わず２つ３つと選んじゃいますよね・・・。

とにかく種類が豊富＆どれも美味しいので、ゆっくりじっくりと堪能したい朝食タイム。時間に余裕をもってレストランへ行かれるのがオススメです。

体を動かしアクティブに過ごしたい方に嬉しい施設も充実。ホテル内にはジャグジー、クールダウンプール、リラックスできるブランコ型のベッド、さらにスチームとサウナルームを備えた16mの屋内プールエリア「WET」、フィットネス好きに嬉しい「FIT」には最新の有酸素運動器具やウェイトトレーニング器具が揃い24時間いつでも体を鍛えることができます。

旅の疲れや自分へのご褒美にピッタリな「AWAY®スパ」では、2つのエクスプレス・ルームと5つのスタンダード・トリートメント・ルームがあり、用意されたコースもバリエーション豊かです。今回豊富なコースから、贅沢にブレンドされたオイルを使うデトックス・マッサージで癒しタイムを体験。

目を閉じクリスタルボウルの音色に身をゆだね、ゆったりと足湯でリラックスしてからマッサージスタート。心地よい香りに包まれながら、程よい力加減で丁寧に体をほぐしてくれます。これがまた素晴らしいテクニックで、旅の疲れや日頃のデスクワークの凝りが解消され、体が軽くなり、最高のリラクゼーションタイムとなりました。

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日本から飛行機で4時間～5時間程度で到着し、異国情緒あふれリゾート気分も満喫できるマカオ。そんなマカオの地に新たにオープンした「W マカオ スタジオ・シティ」で、リラックスステイしてみませんか。

【W マカオ スタジオ・シティ】