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バンコクの高架鉄道「BTS」に乗ってみた!乗車券の買い方やラビットカードについても

2017/09/10

タイ・バンコクでの移動手段として、都心の観光に安心かつ便利な公共交通機関がいくつかあります。その中でもバンコクの都心部を運行している高架鉄道「BTS」がとても便利で快適!かつ乗り方も簡単!で、おひとりさま女子旅でも安心して利用できるので、とてもオススメな交通手段です。

今回は、そんなバンコク女子旅で利用したい交通手段「BTS」についてご紹介します。

バンコクの高架鉄道「BTS」とは

BTS(Bangkok Mass Transit System Public Company)は、サイアムをはじめ、ラーチャダムリ通り、スクンビット通り、シーロム通りなどバンコクの都心を運行する高架鉄道で、地元住民はもちろん、観光客にとって便利な公共交通手段のひとつになっています。

ナショナル・スタジアム駅からウォンウェン・ヤイ駅を結ぶ「シーロム線」と、モーチット駅からベーリン駅を結ぶ「スクンビット線」の2路線があります。

各路線とも運行時間は5時15分から24時24分までで、約3~8分の間隔で運行しています。

BTSの乗車券の買い方


今回の滞在先のホテルの最寄り駅は「Nana(ナーナ)駅」でした。このNana(ナーナ)駅を拠点とした買い方を例にしてご紹介しますね。


乗車券の購入は駅の自動販売機で買うことができます。乗車料金は乗車駅から目的駅までのゾーン1~4に分けられて表示されています。

ナーナ駅での購入の場合、ナーナ駅が黄色で15と表示されています。この黄色でマーク表示されているのは乗車駅という印で、番号はゾーン番号となります。乗車駅を拠点として行きたい駅に書かれている数字を見てみます。

例えば、チットロム駅に行こうとしている場合、表示されているゾーン番号は「22」となります。自動販売機の1番の所にある番号のボタンの「22」を選び、お金を入れて購入という流れになります。

一回券の他にもお得な一日券や、日本のsuicaなどの電子カードもあるので、利用する回数によってどの券にするのかを選ぶのがオススメです。

一回しか乗らない場合や、一日乗車券を使うほど乗らない場合は、その都度自動販売機で券を買おう

1.目的駅のゾーン番号を押す。
2.表示された金額を投入(※5バーツ、10バーツ硬貨のみ使用可能)。
3.チケットを受け取ります。
4.おつりが出てくるので、取り忘れに注意!


BTSの乗車券出てきました!日本のような小さい切符ではないんですね。いろいろな柄があるようで、リサイクル使用されています。

1日乗り放題のワンデイパスやラビットカードなどの購入はインフォメーション・カウンターで!紙幣しか持っていない場合も


乗車券には1回乗車券の他に、お得で便利なプリペイドカードもあります。一日に何度も乗る場合や、滞在中に何度か乗る場合は、お得な乗車券を利用するのがオススメです。

・1日間乗り放題のフリーパス(One Day Pass)は、140バーツ
・30日間有効のプリペイドカード 450バーツ(15回分)/700バーツ(25回分)/1,040バーツ(40回分)/1,250バーツ(50回)


また、日本のsuicaのようにチャージ式のICカード、電子マネーとして使うことのできる「ラビットカード」もあります。そして、私はこちらを利用してBTSを乗り回しました(笑)。かなりオススメ!

主要な駅で乗車券を買おうとしたところ、時間帯にもよるのでしょうが、結構混み合って時間のロスがあると感じたことがありました。限られた時間でいろいろな所に出掛けたいと思っていたので、少しでもロスを無くしたかった私は「ラビットカード」を選択!

ラビットカードがオススメな理由

・切符をわざわざ買う手間が省ける
・提携店で電子マネーとして使える
・キャロットポイントを貯めて商品やバウチャーと交換したり、
 バンコクの提携飲食店や映画館などで使えるお得なクーポンが取得できる

窓口でこの黄色のラビットカードの写真を見せて「これ買いたい」と言えば、話は早く済みます(笑)日本のsuicaのように発行手数料などが掛かりますが、バンコクへ何度も行く予定がある場合や、滞在期間が長い場合などは持っておいて損はない一枚です。

最初に購入するときに必要な金額は200バーツ(発行手数料50B、デポジット50B、100B分の乗車券込み)です。

チャージは100バーツから!1日最大500バーツまでチャージが可能で、1枚のラビットカードに最大4,000バーツのチャージが出来ます。

BTSの他にもMRT(地下鉄)でも利用できます。とにかく改札でピっとかざすだけなのが楽チン!

BTSの乗車券の乗り方


改札機で乗車券を利用する場合、一回乗車券の場合とラビットカードの場合では入れるところが違います。これは日本でも一緒ですね!

一回乗車券の場合は、改札機のスリットにチケットを入れ、ゲートが開いたら通ります。出てきたチケットは取り忘れないように!

ラビットカードの場合は、改札機上部のモニター前にあるセンサーにタッチします。

ここで注意したいことが一つ!!!改札のゲートの閉まる早さが尋常じゃない!!!(笑)そして挟まると、まあまあ痛い!!!(笑)事前に早いということを頭に入れていたので、かなり素早く通ったつもりでも2回ほど挟まりました・・・。

買い物しながら移動していると荷物がドンドン増えて、動きも鈍くなりますからね・・・。改札前に警備員の方がいるので、荷物が多い場合はアピールすると助けてくれます。

そして、一回乗車券よりラビットカードが使える!と思ったのは、ラビットカードをセンサーにかざしている間はゲートが開いているので、自分が通るまでカードを長めにタッチしながらすり抜けるという策を編み出しました(笑)

BTSを利用される際は、ゲートの閉まりは早いということは頭に入れておいてくださいね!そして、飲食や喫煙も禁止です!!!こちらについても注意しましょう!


実際に乗ってみて、その快適さは抜群でした。クーラーは効いているし、高架を走行するので、景色も眺めるのも楽しい!電光表示板で案内もあるので、旅行客にもやさしい。

普通、一駅分の移動なら歩くところですが、訪れた6月のバンコクは暑くて少し歩いただけで汗がダラダラ流れる状態。一駅でも迷わず無理せずBTSを乗りこなすことで、クールダウンもできるし、時間のムダも省くことができました。

運行時間の間隔が短いのも利用しやすいし、主要なショッピングスポットや観光スポットをカバーしているのも利用しやすいポイントです。

バンコクに訪れた際は、是非利用したい交通手段です。

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