【クルーズ旅行記】寄港地の金沢・秋田でご当地ならではのグルメやショッピング、温泉を堪能

クイーン・エリザベスでの韓国・釜山から横浜港への6日間ショートクルーズ体験レポ、最後となる第5弾は寄港地での過ごし方についてご紹介します。

今回、釜山から横浜までの6日間ショートクルーズのうち、金沢と秋田の2ヶ所へ寄港しました。最初の寄港地である石川県・金沢には、新幹線などで何度か訪れたことはありますが、海からのアプローチは初めて！釜山から日本へ訪れているので、船を降りたらまずは入国審査。パスポートを忘れずに持って下船しましょう！

加賀友禅を着た女性による華やかなお出迎え

入国審査を終えてターミナルへ出てくると、加賀友禅を着た女性たちによるお出迎えが！とっても華やかで歓迎ムード満点です。金沢市内での観光スポットの情報もたくさんあり、短い滞在時間でも満喫できるよう、おもてなしされています。

港から出ている無料シャトルバスに乗って金沢駅へ！金沢駅には20分ほどで到着しました。金沢駅からは市バスに乗って市内でいくつか気になるところを回ることに。

まず向かったのが近江町市場。金沢らしい金箔ソフトや映え度満点なフレッシュフルーツ、魅力溢れる海鮮丼など、どれにしようか迷ってしまうほど、グルメの宝庫です！

あれこれ迷いましたが、地魚など旬の海の幸が美味しい金沢ならでの味覚を楽しむために回転寿司へ！ガスエビなど、金沢ならではのネタをチョイス。おひとりさま女子旅でもカウンターで気軽にお寿司がつまめる回転寿司は最高！毎日美食を堪能できるクルーズ旅ですが、やはり北陸の海の幸を楽しむのはこれまた別格に楽しいひととき。

近江町市場の後、ひがし茶屋街に向かうため通りに出ると、お土産に良さげな施設「ル・キューブ 金沢」が目の前にあったので、寄り道してみることに。すると、とってもいい収穫が♡

金澤・袋町にて「旨味をふくろいっぱいに詰め込む」をコンセプトに、こだわりの食材を使用し、食卓に欠かすことのできない食料品を展開している「FUKURO PROJECT（フクロプロジェクト）」で、とっても美味しそうな調味料などを発見！お店の方に伺うと、石川県能登産の塩をベースにかつおぶしやローリエなど和洋の素材を組み合わせた「能登の和洋だし塩」がとっても人気なのだそう！

しかも、店舗で買えるのはここだけ！とのことだったので、ご当地土産として最適！この他にも、醤油の風味とまろやかな甘さが調和した金沢伝統の醤油や、ごはんのお供にぴったりなおかず味噌など、どれもこれも美味しそうで、たくさん買い込んでしまいました！

寄り道を経てひがし茶屋街へ！風情のある街並みは多くの観光客の方で賑わっていました。こちらもグルメやショップなどが立ち並び、歩いていてとても楽しいエリアです。

金箔体験もできる「箔一」では、素敵なお盆を見つけたので、旅の記念に購入。次回は体験もしてみたいなーと思ったのでした。

短い時間でしたが金沢のグルメやショッピングを堪能し、船に戻る無料シャトルバスに乗るため、金沢駅へ！金沢駅構内には、金沢のビーントゥバーチョコレートショップ「FILFIL CACAO FACTORY」や、北陸で人気のお菓子が集まるオシャレなセレクトショップ「je prends ça(ジュプランサ)」など、これまた土産やグルメを楽しめるショッピングエリアがあります。

お土産にはもちろんですが、船に戻ってから部屋で楽しむ用のスイーツも購入し、早速紅茶を淹れてベランダでティータイム♡ ご当地のスイーツを楽しむだけなのに、ものすごく非日常感があって、より美味しく堪能できました。

翌日の寄港地である秋田では温泉へ！クルーズ旅が決まってから、絶対秋田では温泉に入ることをミッションとしていたので、あらかじめ荷物の中に吸水ターバンとタオルを持参していきました。これをバッグに詰めて船を降りると、金沢同様にターミナル内には観光情報を教えてくれる案内所があったので、そちらで無料シャトルバスの乗降場から近くに日帰り温泉があるのかを聞いてみました。

すると、徒歩10分ほどの所にあると教えてもらったので、目的の場所に向かってGO！教えてもらったのは「華のゆ」です。こちらがとっても快適で、褐色透明の泉質は少しとろみもあって、とっても気持ちが良かったのです！！！数日シャワーのみで浴槽に浸かっていなかったこともあり、大きなお風呂＆温泉でリラックスタイムを過ごせ、とても癒されました。

今回は、船に戻ってやりたいことがあったため、秋田での滞在は温泉一択のみでしたが、美術館に行ったり、秋田グルメを堪能したり、オプショナルツアーで角館まで足を延ばしたりと、秋田での楽しみ方もたくさん！

秋田港のターミナルでは、秋田のグルメや秋田犬の可愛いグッズなどの物産販売や、秋田犬のお見送りなどもあり、国内外の観光客の方たちが船に戻る直前まで楽しめるようになっていました。

今回は自ら行きたいところへ出掛けて行きましたが、クイーン・エリザベスではオプショナルツアーも様々なコースが用意されており、内容もとても魅力的でした！

席が空いていれば船に乗ってからも申込みが可能なこともあるそうなので、興味がある方は金沢や秋田に着くまでにツアーデスクの方に問い合わせてみて下さいね。実際に参加された方に話を聞いてみると、金箔を貼る体験など、とても良い思い出となったそう。

クルーズ船内だけでも楽しすぎるのに、寄港先での観光地巡りやグルメも堪能できるなんて、最高に贅沢な旅だなぁとつくづく実感。

金沢では壮大な太鼓パフォーマンスによるお見送りに感涙

太鼓パフォーマンスに感動して見入っていると、気づかぬうちに岸を離れていたクイーン・エリザベス

秋田では迫力満点のなまはげによるお見送りのパフォーマンス

金沢も秋田も4年ぶりとなるクイーン・エリザベスの寄港とあって、各所で歓迎＆お見送りがあり、いずれもとてもジーンと胸にくるものがありました。いろいろな場所へ旅していますが、別れ際がこんなにも切なく、また来るね！と思わずにはいられない感動がそこにはありました。

これもまたクルーズ旅ならではの魅力で、一度体験するとクルーズ旅はハマるという話に深く頷きつつ、他にどんなコースがあるのかチェックしにいく私は、既に沼落ちしてしまっていたのでした。

【キュナード・ライン】