【横浜】水信フルーツパーラーからリニューアルしたバナナパウンドケーキが絶品！手土産にも♡

2024/05/02 2024/05/08

横浜で人気の老舗フルーツ店が運営する「水信フルーツパーラー」より、テイクアウト用に販売していた「水信バナナパウンドケーキ」を大幅リニューアルし、『琥珀バナナパウンドケーキ』として約1年ぶりに販売が再開されました。

発売に先駆け開催されたメディア向け試食会で、一足先に味わってきたのでご紹介します。

1915年創業の「水信」は、横浜港がバナナの主要入港地であったことから、台湾から青バナナを仕入れ、熟成させて小売店に卸す「加工卸問屋」からはじまり、バナナをはじめとした果物や野菜の仕入れ・仲卸、小売業を展開してきました。1950年代には横浜初のフルーツパーラーを横浜駅西口名店街（現ジョイナス）に開業（現在は小売り店のみ）するなど、フルーツの中でも特にバナナには強い思い入れを持っています。

琥珀バナナパウンドケーキ　4,000円

以前販売されていた「水信バナナパウンドケーキ」は非常に人気の商品でしたが、ケーキ屋ではなく果物やが販売する焼き菓子として、もう少し果肉感を追求したものを作りたいと、思い切って販売を休止し、リニューアルの施策期間を設け、さまざまな国のあらゆるバナナを使いケーキに合うものを選定、そして小麦粉や砂糖など、お菓子の基本になるような素材や配合を徹底的に見直し全工程も練り直すなど、試作を繰り返し出来上がったのが「琥珀バナナパウンドケーキ」です。

試食させてもらった「琥珀バナナパウンドケーキ」に使われたのはエクアドル産のバナナ

パティシエの方にお話を伺ったところ、さまざまな国で仕入れたバナナをピューレやカットにして試し、その日の最良の品質のバナナを使用しているそうで、試食した日は“なめらかさ”や“ほっこり感”のあるエクアドル産のバナナを使用。

また、バナナをシュガースポット（黒い点）がでるまで追熟させて糖度を測り、23度以上のものを使用。90℃のオープンで2時間以上ローストして作ったピューレ、角切りにした完熟バナナを生地に加えて焼き上げ、さらに半分にカットしたバナナを1本分のせて、キャラメリゼするという、まさにバナナ尽くしの贅沢さ。

バナナを2時間以上低温ローストして作るピューレを練り込み、完熟バナナをふんだんに加えて焼き上げているので、しっとりとパサつきを感じさせない生地のくちどけの良さや、軽い口当たりに驚き！軽くローストされた胡桃の香ばしさと食感も心地よいアクセントになっていて、一切れと言わず何切れも食べ進んでしまう美味しさです。

ヨーロッパでは琥珀を贈ることは「幸福を贈る」という意味を持つことや、キャラメリゼした色合いから名付けられた「琥珀バナナパウンドケーキ」のパッケージデザインは、水信フルーツパーラーの内装を手掛けた水戸岡鋭治さんによるもの。商品コンセプトである「琥珀」色をモチーフとしており、大切な方に贈るギフトとしてピッタリの逸品です。ぜひチェックしてみて下さいね。