女子旅で行きたい!初夏の静けさに癒される京都スポット3選【そうだ 京都、行こう。2025】
歴史と伝統が息づく京都は、国内外から多くの人が訪れる、日本屈指の観光都市。そのなかでも初夏は、混雑を避けながら、落ち着いた雰囲気の中で旅を楽しめる絶好の季節です。
JR東海の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンでは、そんな“大人の静かな京都旅”を叶える、特別な体験が用意されています。今回は、2025年初夏に行われた同キャンペーンのプレスツアーに参加し、女子旅にぴったりな京都の魅力的なスポットを厳選してご紹介します。
このCMを観ると無性に京都に行きたくなる・・・そんな気持ちにさせてくれるのが、JR東海の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン。2025年初夏のテーマは「京都の新緑としつらえ」ということで、初夏ならではの京都の“涼”を五感で満喫できるプランが用意されています。
初夏ならではの“涼”を感じる体験や、日常を離れて心安らぐ癒しのひとときなど、京都の奥深い魅力が詰まった3つのスポットを厳選してご紹介します。
美術館のような寺院<妙心寺 天球院>
アートと静寂を同時に楽しみたいなら、普段は非公開の「天球院」へ。JR花園駅から徒歩約5分の場所にある「妙心寺」は、建武4年(1337年)に創建された、日本最大級の禅寺です。その妙心寺の塔頭のひとつ「天球院」では、狩野派による絢爛な障壁画が見どころのひとつとなっています。
金地に描かれた虎や花々、水墨画の繊細な筆致など、思わず息をのむ美しさ。これらの障壁画は、桃山時代から江戸初期にかけて京都で活躍した画家・狩野山楽と山雪によって手掛けられたものです。高精細な複製品も含め、全152面にも及ぶその作品群は、時を忘れて見入ってしまうほどの迫力があります。

「障壁画」がデザインされた限定御朱印帳(各)2,000円、「そうだ 京都、行こう。」期間限定御朱印 500円
訪れた記念にぜひチェックしたいのが、特別に用意された御朱印や御朱印帳です。御朱印帳は、障壁画をモチーフにした3種類が用意されており、美術ファンにもたまらないデザインとなっています。
すでに御朱印帳をお持ちの方には、期間限定の書置き御朱印がおすすめ。通常は非公開の場所なので、これらを手に入れられるのも、特別公開の時期だけです。次回の公開は未定とのことなので、訪れた際はぜひ入手しておきたい貴重なアイテムです。
自然光の中でゆったりと鑑賞できる贅沢な空間は、人数制限が設けられており、喧騒とは無縁。特別公開のこの時期だけの貴重な機会をお見逃しなく。
【妙心寺天球院】
所在地:京都市右京区花園妙心寺町46
【「そうだ 京都、行こう。」2025年初夏プラン】
◇【CM舞台】妙心寺天球院 方丈特別公開自由拝観
実施日:6月28日(土)、29日(日)、 7月5日(土)、6日(日)、19日(土)、20日(日)、21日(月・祝)、26日(土)、27日(日)、8月2日(土)、3日(日)、 23日(土)、24日(日)、31日(日)
価格:1人 1,000円(拝観料含む)
◇【僧侶の案内・絵はがき付】妙心寺天球院 方丈・書院の特別公開
設定期間:2025年6月7日(土)~8月31日(日)の期間中複数日
価格:1人 2,500円(拝観料含む)
*プランによって入室できる場所が異なります。詳しくは公式サイトをご確認ください
※取材のため特別に許可を得て撮影しています。
※二次利用及び転載禁止
緑に包まれる<常寂光寺>の苔と青もみじ
嵯峨野の山腹にひっそりと佇む常寂光寺は、日蓮宗の名刹で、かつて『小倉百人一首』の編纂地ともいわれる風情ある場所にあります。特に秋の紅葉は絶景で、嵐山を代表する紅葉スポットの一つと知られています。
そんな常寂光寺は、初夏に訪れると苔と青もみじで溢れ、まるで森の中を歩くような静けさに満ちています。苔が美しく育つよう、日々手入れされる苔の絨毯は、さまざまな種類の苔があり、眺めているだけで心が無になり癒されます。
訪れた日は、しとしとと雨が降る、ちょっとしっとりとした天気。普段ならテンションが下がりがちな雨の日ですが、この日はなんだか特別に感じられました。雨に濡れたもみじや苔が、より深い緑に染まり、まるで静かな絵画の中にいるような気分に。こうした雨の日の京都の風景も“乙”だなぁと、思わず心が和みました。

「苔庭めぐりパスポート」(※通常は表面に利用可能日が記載されます)
常寂光寺をはじめ、苔LOVERな方にオススメなのが「苔庭めぐりパスポート」!「そうだ 京都、行こう。」のプランのひとつに、苔の名所である6つの寺院がスムーズに巡れる「苔庭めぐりパスポート」が用意されているので、ぜひ事前に入手して訪れてみて下さいね。
【常寂光寺】
所在地:京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
拝観料:500円
【「そうだ 京都、行こう。」2025年初夏プラン】
◇京都 苔庭めぐりパスポート
期間:2025年6月1日(日)~9月29日(月)
対象寺院:三千院、勝林院、圓光寺、常寂光寺、祇王寺、東福寺(本坊庭園)
価格:1人 1,000円
※9月30日(火)までの連続した2日間で利用可能
※事前にジェイアール東海ツアーズ 京都支店(京都駅八条口)で電子チケットから「苔庭めぐりパスポート」への引き換えが必要
※取材のため特別に許可を得て撮影しています。
※二次利用及び転載禁止
京都の暮らしにふれる<杉本家住宅>
四条駅近くの町中にある杉本家住宅は、江戸時代の町家建築で、京都市内最大級の京町家として国の重要文化財に指定されている貴重な建物。表が商家、奥が居住空間という典型的な大店の構造となっています。
ちょうど放映中の「そうだ 京都、行こう。」のCMにも登場している「杉本家住宅」ですが、電気を消したまま案内された「座敷」から見る庭園の美しさは格別。雨に濡れた緑が一層映え、静けさと凛とした雰囲気に包まれながら、時が止まったかのようなひとときを味わえました。

京町家の庭として唯一、国指定名勝に選ばれている「杉本氏庭園」も必見
また、風に揺れる簾や、葦戸から差し込む柔らかな光が印象的でした。杉本家住宅では、夏と冬で建具を入れ替える「建具替え」の習慣があり、訪れた際は、涼を感じられる葦戸やすだれに替えられており、日差しをやわらげつつ、心地よい風が通り抜ける工夫が随所に感じられました。
電気を使わない案内で見えた新緑の輝き、葦戸から差し込む光、涼しげに揺れる簾……どれもが京都らしい“しつらえ”の美しさを感じさせます。さらに、長年使われてきた台所や、外から見えにくく内から景色を望める格子など、生活の知恵が息づく空間は、単なる建物見学以上の価値があります。
訪れた記念にチェックしたいお土産コーナーには、お茶やお守りなどオリジナルの商品が販売されています。お土産にもピッタリですよ。
【重要文化財 杉本家住宅】
場所:京都市下京区綾小路通新町西入ル矢田町116番地
アクセス:阪急電鉄京都線 烏丸駅下車 地下通路26番出口より徒歩約5分、京都市営地下鉄烏丸線 四条駅下車 地下通路4番出口より徒歩約5分
一般公開日:金・土・日(毎月最終週は休館)
臨時休館の可能性があるため、公式サイトで一般公開日をお知らせ
入館料:大人 1,500円、高校生以下 800円(特別催事によっては金額が異なる場合あり)
【「そうだ 京都、行こう。」2025年初夏プラン】
◇重要文化財の京町家「杉本家住宅」一般見学(杉本家ゆかりのほうじ茶・和紅茶ティーバッグ付き)
実施日:2025年7月4日(金)~2026年3月31日(火)の期間中複数日
価格:7月まで1人¥2,000円(8月以降は1人1,500円)(杉本家住宅見学料、松北園茶店のほうじ茶・和紅茶のティーバッグ各1個含む)
※本プランでは、当主のご案内はございません。
※取材のため特別に許可を得て撮影しています。
※二次利用及び転載禁止
* * * * *
静けさに満ちた初夏の京都で、“本物の美しさ”や“丁寧な暮らし”にふれる旅は、きっと心に残る時間になるはず。いつもより少しだけ足を止めて、自分をいたわる・・・。そんな大人のごほうび旅に、ぜひ京都を訪れてみてはいかがでしょうか。
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