古都・奈良の静けさと、洗練されたラグジュアリーが調和する「JWマリオット・ホテル奈良」。2020年に日本初のJWマリオットブランドとして開業したホテルで、全158室の客室をはじめ、日本料理「校倉」やスパ、エグゼクティブラウンジなどを備えています。3年連続で1ミシュランキーにも選ばれています。
今回宿泊したのは、エグゼクティブラウンジを利用できるエグゼクティブ プレミアムルーム。奈良らしい意匠を取り入れた客室でくつろぎ、ラウンジでのカクテルタイムや奈良の食材を生かした朝食、スパでのトリートメントなどを体験しました。ホテルでの時間をゆっくり楽しみながら、奈良の魅力にも触れられる滞在を紹介します。
奈良の自然や文化を感じる「JWマリオット・ホテル奈良」
JWマリオットは、マリオット・インターナショナルが展開するラグジュアリーホテルブランドのひとつ。日本では奈良に初上陸し、2020年に「JWマリオット・ホテル奈良」が開業しました。

館内には、古都・奈良の自然や歴史、文化に着想を得たデザインが随所に取り入れられています。モダンで洗練された雰囲気がありながら、自然を感じられる落ち着きもあり、肩の力を抜いて過ごせるのが印象的です。
客室やレストランに加え、エグゼクティブラウンジやフィットネス施設、スパなども充実。ホテルの中で食事やリラクゼーションを楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごせます。
鹿のオブジェが印象的なエグゼクティブ プレミアムルーム
今回宿泊したのは、エグゼクティブ プレミアムルーム。ナチュラルな素材感を生かしたインテリアが心地よく、落ち着いて過ごせる空間です。

客室で目を引いたのが、奈良のシンボルともいえる鹿の角を思わせるアートオブジェ。さりげなく奈良らしさが取り入れられていて、旅先のホテルならではの楽しさがあります。

リビングと水回りを仕切る部分は、曲線を生かしたデザイン。見た目がおしゃれなだけでなく、空間のつながりが自然で、室内を移動しやすいレイアウトも好印象でした。
ゆったりと入浴できるバスルームと充実のアメニティ

バスルームには、足を伸ばしてゆっくり浸かれるバスタブを完備。洗い場には木製のバスチェアが置かれていて、座って落ち着いて体を洗えるのもうれしいポイントです。

シャンプーとコンディショナーは、イギリス発のブランド「AROMATHERAPY ASSOCIATES」のもの。バスソルトも用意されており、旅の疲れを癒やすバスタイムを楽しめます。スキンケアセットには「Nオーガニック」を採用しています。

グレーのスリッパにはホテルのロゴが入り、高級感あるつくり。クローゼットにはセパレートタイプのパジャマとバスローブが用意されていて、どちらも着心地がよく、客室でくつろぐ時間を快適にしてくれました。
奈良の食材や地酒を楽しむエグゼクティブラウンジのカクテルタイム
今回はチェックイン後、午後5時から9時までのカクテルタイムにエグゼクティブラウンジへ。アルコールなどのドリンクに加え、お酒に合う前菜が用意されています。前菜の提供は午後8時まで、アルコールの提供は午後9時までです。

小皿に盛られた前菜には、奈良の食材を使ったものやご当地グルメも。地元の地酒も並び、どれを選ぼうか迷うのも楽しい時間です。

スタッフにおすすめを尋ねると、地酒を使ったオリジナルカクテルを作ってくれました。JWガーデンで栽培したミントをたっぷり使ったモヒートは、優しくまろやかな味わい。ハーブの風味も心地よく、思わずグビグビ飲みたくなるおいしさでした。

JWマリオット・ホテル奈良では、ホテル独自の「JWガーデン」でハーブを栽培し、料理やカクテル、オイルなどに活用しています。この取り組みは、創設者J. ウィラード・マリオットさんと妻のアリスさんが、日曜日のディナーに向けて果物や野菜、ハーブを育てていた習慣に着想を得たもの。ホテルで育ったミントを使ったカクテルを味わえるのも、こうした取り組みならではです。
スタッフとの会話を楽しみながら、奈良の食材や地酒、ホテル独自の取り組みにも触れられるエグゼクティブラウンジ。夕食前のひとときを、ゆったりと過ごせました。
ターンダウン後の客室で、香りに癒やされる夜
ほろ酔い気分で客室に戻ると、ターンダウンサービスが済んでいました。ベッドの準備が整った室内にはピローミストも用意されていて、心地よい香りに癒やされます。

その香りに包まれて眠りにつき、朝までぐっすり。ラウンジでの楽しい時間から、客室での静かなひとときまで、ホテルならではのくつろぎを感じられました。
朝7時からのヨガ体験で、気持ちよく一日をスタート
ホテルステイでは朝寝坊を楽しみたくなることもありますが、今回は毎朝7時から開催されているヨガ体験に参加しました。

1時間のプログラムは、関節をほぐす動きからスタート。ヨガのポーズに加え、鼻から息を吸って吐く呼吸法や瞑想も取り入れられています。
ヨガと聞くと難しいポーズをイメージしがちですが、関節を動かしたり、呼吸を整えたりする時間も多く、初心者でも気軽に参加できる内容。イメージしていたようなヨガのポーズは終盤に少し登場する程度なので、初めての人でも身構えずに楽しめます。
普段はのんびり過ごしがちなホテルの朝も、体をほぐしてから始めると目覚めがすっきり。そのまま朝食へ向かい、気持ちよく一日をスタートできました。宿泊者は無料で参加できるので、いつもとは少し違う朝を過ごしたい人は、滞在中に体験してみるのもおすすめです。
奈良の郷土料理も楽しめる「シルクロードダイニング」の朝食ブッフェ
朝食は、1階のオールデイダイニング「シルクロードダイニング」で。和洋のメニューがそろうブッフェスタイルで、奈良の食材や郷土料理を取り入れた料理も充実しています。
茶粥や飛鳥汁、三輪そうめん、「大和まな」を使ったスムージーなど、奈良ならではの味に出合えるのがうれしいところ。定番の洋食メニューだけでなく、旅先の食文化を朝食から楽しめます。

卵料理は数種類から選べるスタイルで、今回はエッグベネディクトをオーダーしました。
おかわりしたくなる三輪そうめんの担々麺スープ
豊富なラインアップの中で特に気に入ったのが、三輪そうめんを使った担々麺スープです。

約1,300年の歴史を持つ三輪そうめんを、オリジナルの豆乳担々麺として楽しめる一品。口当たりはマイルドですが、後からピリッとした刺激が広がります。三輪そうめんならではの、つるつる、シコシコとした喉越しも楽しめ、思わずおかわりしたくなるおいしさでした。
同じく奈良の郷土料理である飛鳥汁も印象的。エグゼクティブラウンジでも提供されていましたが、シルクロードダイニングの飛鳥汁は具だくさんで、味噌のコクと牛乳のまろやかさが感じられます。体の芯から温まるような、ほっとする味わいでした。

パンを楽しみたい人には、奈良県産のはちみつや堀内果実園のジャムもチェックしてほしいところ。地域の素材を取り入れた味わいが、朝食の楽しみを広げてくれます。
火曜・木曜限定の抹茶スフレも

今回は月曜日に宿泊したため、翌朝の朝食では、火曜・木曜限定の「抹茶スフレ」にも出合えました。奈良県産の抹茶を使った、香り豊かでふわふわ、しっとりとしたスフレ。曜日限定のメニューを楽しめたのも、今回の滞在のうれしいポイントでした。
朝食の内容は、滞在する曜日によって楽しみが変わることも。訪れる予定がある人は、限定メニューもチェックしてみては。
プールやサウナを備えたスパで、トリートメント前のリラックスタイム
ホテルステイでは、フィットネスセンターやプール、サウナも宿泊者は無料で利用できます。

今回はスパでのトリートメントを予約していたため、施術前にプールやスチームサウナのあるエリアへ。サウナで軽く汗を流して体を温めてから、スパへ向かいました。
JWマリオット・ホテル奈良のSPAでは、定番のトリートメントから奈良ならではのオリジナルメニューまで、さまざまな施術が用意されています。
好みの香りで癒やされる「アルティメットアロマセラピーエクスペリエンス」
今回体験したのは、人気メニューのひとつ「アルティメットアロマセラピーエクスペリエンス」。

施術前には丁寧なカウンセリングがあり、その日の気分や気になる部分などを踏まえて使用するオイルを選びます。今回はローズオイルをチョイス。優美な香りに、オイルを選んだ時点ですでにうっとりとした気分に。
施術はボディを中心にお願いし、最後にはヘッドマッサージも。好みの圧に合わせて丁寧にほぐしてもらい、夢見心地の気持ちよさに、途中から記憶がなくなるほどでした。
施術後は体が軽くなり、気持ちまでふわふわとほぐれたような感覚に。日頃気になっていることを相談すると、自宅に帰ってからも取り組みやすいマッサージ方法を教えてもらえたのもうれしいポイントです。

施術前には奈良県産の柿の葉茶、施術後には数種類から選べるお茶と、奈良県産の富有柿やキウイのドライフルーツが用意されていました。トリートメントの前後にも土地の素材を取り入れ、奈良とのつながりを感じられる時間が続きます。
香りや手技に身を委ね、カウンセリングから施術後のお茶の時間まで、ゆっくりと自分をいたわるひととき。心も体もほぐれていく、まさに自分へのご褒美のような時間でした。
奈良の銘産が並ぶショップで、お土産探し
滞在の記念に立ち寄りたいのが、ホテル内の物販コーナー。オリジナルの万年筆や抹茶、堀内果実園のコンフィチュールなど、奈良の銘産を取り入れた品々が並びます。

旅先で出合った味やアイテムを持ち帰れば、帰宅後もホテルステイの余韻を楽しめそう。自分用にはもちろん、奈良らしいお土産を探すときにも立ち寄りたいスポットです。
女子旅Journal的まとめ
JWマリオット・ホテル奈良は、洗練された客室での滞在に加え、エグゼクティブラウンジや奈良の食材を生かした朝食、ヨガ、スパなど、ホテルの中で多彩な体験を楽しめるラグジュアリーホテル。館内の随所に奈良らしさが取り入れられているのも印象的でした。

観光の合間に泊まるだけでなく、ホテルで過ごす時間そのものを旅の目的にしたい人にもおすすめ。奈良の食や自然に触れながら、心身をゆっくり休めるホテルステイを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【JWマリオット・ホテル奈良】
所在地:奈良県奈良市三条大路1-1-1


