【実食レポ】京王プラザホテル〈かがり〉で堪能する20周年限定の贅沢和食ランチ「かがり御膳」
2025/07/30
2025年7月14日(月)、京王プラザホテル2階にある和食レストラン<かがり>が開業20周年を迎えました。これを記念して、2025年7月1日(火)〜8月31日(日)までの期間限定で、開業当初の人気食材や料理を取り入れた特別メニューを提供中。今回はランチタイムにいただける「かがり御膳」の実食レポートをお届けします。
2005年7月、‟安全・新鮮・季節感”をモットーに誕生した和食〈かがり〉。以来20年間、日本各地の旬の恵みを大切に、伝統と革新を掛け合わせた“新しい和食のかたち”を提案し続けています。

創業当初から徹底してきたのは、「産地を自分の目で確かめる」という姿勢。漁港に直接足を運び、自らの目で魚を選ぶ。そのスタイルを築いたのが、〈かがり〉の初代料理長・加藤敏之さんです。
今では珍しくないこの“産直”の手法も、20年前は異端視されていた時代。そんな中、加藤氏は鮮度と品質を追求し、全国の漁港や農園を訪ね歩きました。手間を惜しまず選び抜かれた魚介類や朝採れ野菜は、まさに「土地の個性」が息づく逸品。

ランチメニュー「かがり御膳」お一人様5,600円(サービス料・税金込)
※提供期間:7月1日(火)~8月31日(日)
そんなこだわりを持って厳選されたた食材の数々をはじめ、開業時の加藤料理長のこだわりと、現料理長・八木澤大輔の思いを詰め込んだ「かがり御膳」は、小鉢・揚げ物・焼き物・蒸し物・ご飯など、彩り豊かな料理を少しずつ楽しめるお膳スタイル。開業当初から愛されてきた味や、今が旬の素材が詰め込まれた、まさに“和の贅沢ランチ”です。

まずいただいたのは、小鉢の「胡麻豆富」。ぷるんとした食感と上品な甘みが特徴で、駿河湾産の桜エビと富山の白エビが華やかな彩りと香ばしいアクセントを添えています。
続いて、「海老の葦火(あしび)揚げ」は、<かがり>の前身「和食 あしび」から続く名物料理。湯葉を細かく刻んで衣にまぶして揚げるオリジナル製法で、外はサクサクッと中はぷりっと海老の旨みが口いっぱいに広がります。
選べる焼き物からは「柳の舞 柚庵焼き」をチョイス。メバル属の魚「柳の舞」を、醤油や柑橘など特製の調味液に漬け込んで焼いた逸品で、皮目の香ばしさとふっくらした身の食感が絶妙なバランス。やさしい甘みと淡白な味わいが楽しめます。
さらに、夏にぴったりな「蝦夷鮑と夏野菜の豆乳蒸し〜生姜餡〜」は、ひんやりとした口あたりと生姜の風味が絶妙。つるんとした喉越しで、暑い日にも嬉しい一品です。

お食事は、季節のご飯、海藻蕎麦、海鮮ちらし(+700円)の3種から選択可能。これまた悩ましい魅力的なラインナップですが、今回は旬のとうもろこしを使った「もろこし御飯」をチョイス。粒立ちの良いとうもろこしの甘みと、出汁の効いた吸い物との相性が抜群で、最後までほっこり幸せな気持ちに。

今回の「かがり御膳」には「獺祭 純米大吟醸45」を合わせていただきました。よく冷えた状態でいただく獺祭の華やかな香りと繊細な甘みが、料理の繊細な出汁や素材の持ち味を引き立ててくれます。特に、繊細な出汁が香る吸い物とのペアリングは秀逸で、日本酒の“出汁割り”のような余韻の深さを感じさせてくれました。

最後のデザートは、旬のスイカと自家製の抹茶水ようかんの盛り合わせ。特に抹茶水ようかんのみずみずしくとろける口あたりが、食後のひとときをやさしく締めくくってくれます。
* * * * *
四季折々の恵みと丁寧な仕事が織りなす“和の贅沢”。特別なひとときを、都会の喧騒を離れたホテルダイニングでゆったりと味わってみては。
【かがり御膳】
提供期間:2025年7月1日(火)~8月31日(日)
料金:お一人様5,600円(サービス料・税金込)
提供時間:ランチタイムのみ
【和食<かがり>】
場所:京王プラザホテル 2階
営業時間:<平日>11:30~15:00(ラストオーダー 14:30)、17:00~22:00(ラストオーダー お料理21:00 お飲物21:30)、<土日祝日>11:30~22:00(ラストオーダー お料理21:00 お飲物21:30)
【京王プラザホテル】
所在地:東京都新宿区西新宿2-2-1
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