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【宿泊レポ】四季折々の景色や美食と共に我が家のように寛げる「ハイアットリージェンシー箱根リゾート＆スパ」

2024/10/25

都会の残暑を離れ、秋を感じながらリフレッシュするため、箱根・強羅にある「ハイアットリージェンシー箱根リゾート＆スパ」で温泉やスパトリートメントで体をほぐし、ディナーからアフタヌーンティーまで美食もしっかり堪能してきました！

小田原駅より無料送迎バスに揺られ40分ほどで到着した「ハイアットリージェンシー箱根リゾート＆スパ」は、緑豊かな強羅の地にあり、思わず深呼吸したくなる清々しさ。

チェックインのためロビーに入ると、開放的な吹き抜けが目に飛び込んできました。1階に視線を落とすと中央に立派な暖炉が！ちょうど訪れた日はこの暖炉の火入れ式が行われるタイミングだったため、厳かな式に立ち会うという貴重な体験も旅の良き思い出に。

「ハイアットリージェンシー箱根リゾート＆スパ」のコンセプトは、我が家にいるような温かみ溢れる居心地の良いサービスと、最上級の寛ぎのステイを提供する“箱根の我が家”。

暖炉の周りに様々な椅子やテーブルが配置されたラウンジは「リビングルーム」と呼ばれており、まさに“箱根の我が家”で寛いでいるかのような居心地の良さ。早速ウェルカムドリンクを暖炉の前で楽しみました。

しばし「リビングルーム」でホッと一息ついたところで、お部屋へ！今回ステイしたのは「デラックスツインルーム」。扉を開けると玄関ポーチがあり、靴を脱いでスリッパを履くスタイルとなっており、まさに我が家に帰ってきたかのよう。

73平米という広々とした客室にはベッドや2名掛けのソファをはじめ、デスク、ミニバー、テレビなどが完備され、ゆったりと寛げるレジデンシャルな雰囲気。そして目を惹くのが窓を開け放つことができるサンテラスと、1階だったためバルコニーも付いており、さらに開放感に溢れ、大きな窓からは箱根の山を見ることができます。

リビングの裏側には、クローゼットやバスルーム、ドレッサー、トイレがまとめられており、とても機能的！そしてバスルームは大きく深い浴槽とシャワーエリアが独立していたり、タオルウォーマーが完備されていたりと、嬉しいポイントがたくさん！

ホテルショップには丹前などのホテルオリジナルのアイテムをはじめ、工芸品やグッズが揃う

そして、クローゼットには、浴衣と丹前が用意されており、どちらもお部屋を出てラウンジやレストランでの着用が可能なんです！しかもこの丹前のデザインがオシャレなこと！一目見て気に入ってしまい、購入できるならば・・・と思いホテルショップへ向かったところ販売されていたので、思い出に購入してきました。

ディナー前には「スパIZUMI」にて新しく始まったスパプログラムでリフレッシュ！カウンセリングのあと、隣接されている大浴場でまずは体を温めます。こちらの大浴場は、大涌谷温泉を源泉とした硫酸塩泉で、まろやかで湯触りがとても柔らかく、ずっと入っていたいほどの心地よさ。

今回体験したのは、10月3日（木）より始まった新たなプログラム「YON-KA フィト・スリープ・リチュアル」です。フィトセラピー（植物療法）とアロマセラピー（芳⾹療法）のパイオニアとして自然の恵みを贅沢に取り入れた製品を世界で展開しているYON-KAのオリジナルボディ＆フェイシャルトリートメントで、ぐっすり眠りたい人に向けたプログラムです。

“YON-KAの宝”と言われる厳選された5つのエッセンシャルオイルの独自ブレンド、また100種類以上の植物との組み合わせで深いリラクゼーションが体験できるということで、日頃パソコンなどでガチガチに固まった体をほぐしてもらえる～とワクワク♪

まずはフットバスにて足から温め、背中をマッサージ、首筋、腰部、みぞおちの下にホットストーンを当てて緊張をほぐしてもらううち、深いリラックスと眠りの世界にいざなわれ、ほぼ記憶のない状態に（笑）

とてもユニークだなぁと思ったのが、香りのチョイス。眠りをイメージする香りというとラベンダーやカモミールなどがパっと思いつくのですが、こちらのプログラムではローズマリーが主体に使われているんです。個人的に目覚めの香りのイメージがありましたが、不思議とリラックスに向かったので、概念が良い意味で覆されました。

「YON-KA フィト・スリープ・リチュアル」の提供期間は、2025年3月31日（月）まで。価格は90分で33,000円（税込・サービス料別）となっています。こちらのプログラム以外にも、多数のトリートメントパッケージやスタンダードコースに追加してカスタマイズできるオプションメニューも豊富に用意されています。また、8室あるトリートメントルームのうち2室はカップルルームとなっているので、女子旅、母娘旅などで一緒にリラクゼーションタイムを楽しむのもオススメです。

「スパIZUMI」は完全予約制となるので、事前にご予約の上お出掛け下さいね。また、宿泊以外のビジターも利用できますが施設利用料などが別途必要となります。

リフレッシュタイムを楽しんだ後は、「ダイニングルーム・ウェスタンキュイジーヌ」にてディナータイム。アラカルトのほか、コースが皿数により2種（3コース　11,000円、4コース 14,000円税込・サービス料別）の用意があり、今回は4コースをいただきました。

小田原産いちじくがトッピングされたパテ・ド・カンパーニュやカボチャのフランと、アミューズブッシュからテンション上がるラインナップ！続いて、小田原産の真鯛を使った湯引きサラダには西湘野菜で彩り鮮やかに。リゾットはポルチーニ茸を使い、秋らしい味覚を堪能。

メインは、和牛ロース肉のグリルをチョイス。柔らかく旨みジュワリでボリューム感もちょうどよく、美味しくペロリ♡ 別腹のデザートには、洋ナシのソースやバニラと巨峰のマーブルアイスクリームが添えられたキャラメルムースで、大満足なひとときとなりました。

翌朝は、早朝から大浴場の温泉へ、そしてダイニングで朝食ブッフェを。卵料理はお好みのスタイルでオーダーできるということで、エッグベネディクトをチョイス。ブッフェ台には、フレッシュな野菜、果物、煮物、神奈川県産のお米や魚料理、など和と洋の魅力的なラインナップが揃います。

店員さんに教えていただいたオススメの一品は、和惣菜が並ぶコーナーでオーダーする作りたての出汁巻き卵！アツアツふわふわで、おかわりしたくなる美味しさ♡ ぜひご堪能あれ！

チェックアウト後は、リビングルームにて実りの秋の味覚を堪能できる季節限定のアフタヌーンティーを！ペストリーシェフの風戸さんが手掛けるアフタヌーンティーは、「コース料理がスタートする際のワクワクする気持ちをアフタヌーンティーでも味わって頂きたい」という想いから、スープ「さつまいもの冷製ポタージュ」からスタート。

寄木細工を施したカッティングボードには、ブルーベリーとシナモンのスコーンと全粒粉のスコーン2種に、イチジクと3種のナッツ（アーモンド、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ）を使ったジャムと、絹ごし豆腐とミルクチョコレートを合わせた2種類の季節のオリジナルジャム、そして、クロテッドクリームもクリームチーズで酸味を効かせたオリジナルの味わいと、こだわりが詰まっています。

1段目には、青りんごのコンポートをのせた「りんごパイ」、フランス語で “黒い森”を意味する伝統菓子フォレノワールに着想を得た「パフェフォレノワール」、和菓子のみたらしにヒントを得て、きな粉とキャラメルソースをディップして食べるザクっと食感の「米粉クラッカー」など、5種のスイーツが揃います。

2段目には、メロンやいちじくなど季節のフレッシュフルーツを添えた「季節のフルーツとカタラーナ」、生地とあんずジャムとバニラムースを三層に仕上げた「あんずとバニラのケーキ」、スパイスと柑橘の皮で香りをつけたシロップで栗を煮てペースト状にした「モンブラン」の中にはカシスムースや洋ナシのコンポート、バニラムースが隠れています。