2026年3月、東京・赤坂に開業したサステナブルラグジュアリーホテル「1 Hotel Tokyo」が、初めて迎えるクリスマス。
2026年10月15日(木)10時より、ホテル初となるクリスマスケーキコレクションの予約受付がスタートします。
エグゼクティブペストリーシェフ 郷治文武さん率いるペストリーチームが手がけるのは、「TOKYOショートケーキ」「ザ・カカオ」「ブッシュ・ド・ノエル」の3種類。
東京で採れた素材を取り入れたショートケーキに、カカオという果実そのものに目を向けたチョコレートケーキ、そして冬の森を思わせるブッシュ・ド・ノエル。
3種類に共通しているのは、ただ華やかなケーキを作るのではなく、素材が持つ個性や背景まで、ひとつのケーキの中に落とし込んでいることです。
今回は、1 Hotel Tokyo初となるクリスマスケーキを、それぞれのこだわりとともにご紹介します。
東京の素材を一台に。ホテルを象徴する「TOKYOショートケーキ」

クリスマスの定番、苺のショートケーキも、1 Hotel Tokyoの手にかかると少し違った表情に。
東京で採れたいちごを主役に、東京都あきる野市の「みつばちファーム」で採れた蜂蜜や東京牛乳など、東京にゆかりのある素材を随所に取り入れています。
12月に東京で収穫されるいちごは、生産量が限られる東京では貴重な存在。そんな旬の恵みを主役に、スポンジにはあきる野市産の蜂蜜と東京牛乳を加え、ふんわりとしながらもしっとりとした食感に仕上げています。
生クリームには、北海道・根釧地区の生乳から作られるタカナシ乳業の「北海道根釧クリーム」を主体に使用。鮮度を大切にしたクリームを独自にブレンドし、ミルク本来の豊かな風味と軽やかな口どけを追求しています。

このケーキで興味深いのが、いちご、クリーム、スポンジを一緒に食べたときの食感まで考えられていること。
いちごとクリームを前日からサンドして生地になじませ、いちごを整える際に生まれた端材から作ったシロップをスポンジにゆっくりと浸透させています。
フォークを入れたときに、上から下まで同じようなリズムで切り分けられ、口の中でもすべての層がなめらかにほどけるように仕立てられているのだそう。
さらに、いちごは両端を切り落として厚さを均一に揃え、カットしたときに赤い断面が美しく連なるよう、一つひとつ丁寧に配置。
見た目にも1 Hotel Tokyoらしさがあります。
表面のクリームは、館内の左官職人が手がけた壁から着想を得て、あえてコテ跡や塗り跡を残した有機的な表情に。いちごも整然と並べるのではなく、摘みたてのように自然にあしらわれています。
東京の素材を使うだけでなく、素材の端材まで生かし、食感を細かく設計し、ホテルの空間からもデザインのヒントを得る。そんな1 Hotel Tokyoのものづくりが、一台のショートケーキに凝縮されています。
カカオの魅力を丸ごと味わう「ザ・カカオ」

「ザ・カカオ」で面白いのは、チョコレートケーキでありながら、主役を「チョコレート」だけにしていないところ。
カカオ豆だけではなく、カカオニブをはじめ、これまで廃棄物として扱われることもあった豆を包む果肉「カカオパルプ」や、外皮の「カカオハスク」まで活用。カカオというひとつの果実から生まれるさまざまな味わいを、一台のケーキに仕立てています。
デザインのモチーフとなっているのは、カカオの産地で使われる収穫箱。
木箱を思わせるフォルムに、カカオポッドをかたどったチョコレートや、カカオや土を思わせるフレークをあしらい、生産地からホテルまでの「カカオの旅」をイメージしたデザインです。

中には、なめらかなチョコレートムースやガナッシュを中心に、カリカリっとしたカカオニブを加えたビスキュイ、ライチを思わせる香りと爽やかな酸味を持つカカオパルプのジュレ、カカオハスクを牛乳に浸して香りを引き出したブリュレなど、多彩な味わいと食感を重ねています。
私たちが普段イメージするチョコレートの濃厚な味わいだけではなく、フルーツであるカカオが持つ酸味や香り、食感まで楽しめるように仕立てられているところも、このケーキの面白さ。
チョコレートには、フィリピン産カカオ豆を使ったダークチョコレート、カメルーン産カカオ豆を使ったミルクチョコレート、パプアニューギニア産カカオ豆を使ったホワイトチョコレートの3種類を使用。
いずれも、カカオ生産者と地域社会の持続可能な発展を支援する「カカオ・トレース」認証を受けたチョコレートです。
普段なら意識することのないカカオの「豆以外」の部分まで味わえるのも、「ザ・カカオ」ならでは。チョコレート好きなら、その奥深さに興味をそそられる一品です。
まるで冬の森から切り出した一本の木。「ブッシュ・ド・ノエル」

シェフがドイツやアルザスで修業していた頃の思い出をもとに、チョコレートとチェリーを組み合わせた伝統菓子「フォレノワール」を、現代的な技法で再構築したブッシュ・ド・ノエル。
グリオットチェリーのジュレの中心に濃厚なショコラガナッシュを忍ばせ、ピスタチオムースを合わせています。ショコラの深み、チェリーの華やかな酸味、ピスタチオのコクが重なり、奥行きのある味わいに。
表面にはショコラのイタリアンメレンゲをまとわせ、香ばしく焼き上げています。樹皮の濃淡や自然な揺らぎを思わせる質感に、メレンゲならではの艶と立体感を加え、軽やかな口どけで内側の素材をつないでいます。
さらに、エスプーマで空気を含ませた生地を焼成した軽やかなスポンジで、苔や森の土壌を思わせる不規則な質感を表現。
繊細な年輪や木の節まで手作業で描かれているため、まるで本物の木を切り出したように、一台ごとに異なる表情を楽しめるのも魅力です。
女子旅Journal的まとめ
1 Hotel Tokyoが初めて迎えるクリスマスに登場する、3種類のクリスマスケーキ。
東京のいちごや蜂蜜、東京牛乳を使った「TOKYOショートケーキ」、カカオの豆だけでなくパルプやハスクまで使った「ザ・カカオ」、フォレノワールをベースに冬の森を思わせる姿に仕上げた「ブッシュ・ド・ノエル」。
3種類、それぞれアプローチは違っていても、素材を無駄なく生かしたり、自然の中にある形や表情をお菓子に取り入れたりと、1 Hotel Tokyoらしい工夫が随所に見られます。
サステナブルという言葉だけを見ると少し難しく感じますが、3つのケーキを見てみると、その考え方が意外と身近に感じられるのも興味深いところ。
ホテル初となるクリスマス。3つのケーキから、それぞれの素材やつくり手のこだわりを感じてみては。
1 Hotel Tokyo クリスマスケーキ2026 概要
予約期間: 2026年10月15日(木)10:00 ~ 12月21日(月)23:59 ※数量限定。すべて3日前までの要予約。予定数に達し次第、受付終了。
受取期間: 2026年12月18日(金)~12月25日(金)
受取時間: 12:00~20:00
受取場所: 1 Hotel Tokyo 38階「ネイバーズカフェ」
予約方法: 公式サイトより予約 ※クレジットカード情報の登録が必要
URL:https://www.1hotels.com/ja/tokyo/do/events/a-christmas-cake-collection
キャンセル:受取日の3日前以降は商品代金の100%
【1 Hotel Tokyo】
所在地:東京都港区赤坂二丁目 17 番 22 号


