ザ・キャピトルホテル 東急では、シェフパティシエ 安里哲也氏が手がける2026年のクリスマスケーキ全5種類の予約を、11月1日(日)より開始します。
今年のテーマは「Champagne Glow ―上質な輝きに身をゆだねる、心満ちるひととき」。シャンパンゴールドの煌めきとベルベットレッドの温かみをイメージしたケーキがそろいます。昨年好評だった「ルージュ ノエル」の進化した味わいをはじめ、あんずを主役にした新作や、2通りのピスタチオを楽しむ苺のタルトなど、素材の個性を引き出したラインアップに注目です。
今回、安里シェフにケーキづくりへのこだわりを伺い、新作を含むクリスマスケーキをひと足先に試食しました。味わいはもちろん、見た目の美しさを支える細やかな手仕事にも注目してご紹介します。
シェフパティシエ 安里哲也氏が追求する、美しさとおいしさ
ザ・キャピトルホテル 東急のパティスリーを率いるシェフパティシエの安里哲也氏が大切にしているのは、素材の持ち味を引き出し、美しさとおいしさをひとつのかたちに表現すること。

そのこだわりは、ケーキの細部にまで及びます。市販の型や絞り口金では理想とする造形を実現できない場合には、自らデッサンを描き、オリジナルの型を成形。絞り口もミリ単位で調整するなど、思い描いた仕上がりを追求しています。
また、素材の風味や食感を見極め、組み合わせやバランスを緻密に調整することも欠かせません。華やかなデザインの奥には、素材本来のおいしさを引き出す技術と、細部まで妥協しない菓子づくりへの思いが息づいています。
2026年のクリスマスケーキにも、そうした安里シェフの仕事が随所に表れています。
昨年即完売の「ルージュ ノエル」がさらに進化
昨年、予約開始とともに即完売となった赤いケーキ「ルージュ ノエル」が、今年も登場。2026年は果肉感をさらに高め、ベリーの味わいに奥行きを持たせた、大人のためのガトーへと進化しました。

苺、ブルーベリー、フランボワーズを合わせた赤いムースに、スミレの華やかな香りを重ね、内側にはライムクリームを忍ばせています。さらに、苺とグリオットチェリーの自家製コンフィチュールを合わせ、ベリーの豊かな果実味に爽やかな酸味と深みをプラス。
安里シェフがこだわったのは、味わいだけでなく、見た目の美しさ。横から見たときの素材の層や、切り分けたときの断面まで緻密に作り込んでいます。グリオットチェリーを加えたコンフィチュールは、苺だけでは出せない奥行きやほのかな渋みを生み出すとともに、表面に美しい艶を添える役割も担っています。
実際に味わうと、まず驚かされるのが、そのみずみずしさ。プルプルとしたムースとしっとりとした口当たりが重なり、ベリーの甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。ライムの清涼感が後味をすっきりと整え、食後でも軽やかに楽しめる味わいです。
華やかなビジュアルの中に、果実の食感や香り、酸味のバランスまで緻密に計算された「ルージュ ノエル」。昨年の人気を受け継ぎながら、新たな魅力をまとった一品です。
あんずが主役の新作「ノエル アブリコ」
今年初登場となる「ノエル アブリコ」は、あんずを主役にしたムースケーキ。収穫時期の限られるあんずの果実を夏のうちに仕入れ、コンポートに仕立ててクリスマスシーズンに使用しています。

あんずならではの甘酸っぱさと風味を生かした一品は、シナモン香るダックワーズに、あんずのピューレやコンポートを使ったムース、軽やかな杏仁ムースを重ねています。
こだわりは、杏仁とあんずの風味が広がるタイミング。まず杏仁のやさしい香りが立ち、そのあとにあんずの甘酸っぱさが感じられるよう、口どけの順番まで計算されています。
実際に味わうと、口当たりはとても軽やか。異なるムースの口どけが時間差で訪れ、杏仁とあんずが織りなすやさしいハーモニーに、思わず頬が緩みます。
淡いクリーム色にあんずの黄金色が映えるデザインも魅力。トップにはオレンジピールの星を飾り、雪だるまをさりげなく忍ばせるなど、クリスマスらしい遊び心も添えられています。
ローストとフレッシュ、2通りのピスタチオを楽しむ「タルトフレーズ」
苺をたっぷりと飾った、今年初登場の「タルトフレーズ」。クリスマスリースをイメージした華やかなフォルムに、安里シェフのこだわりが詰まっています。

バニラ香るタルト生地に、ピスタチオのクレーム・ダマンドを詰めて香ばしく焼き上げ、フランボワーズジャムやピスタチオクリーム、カスタードクリーム、バニラクリームを重ねています。ローストと生、2通りのピスタチオを使い分けることで、香ばしさやフレッシュな風味、食感の違いを楽しめます。
季節の果実を使ったタルトを季節替わりで手がける安里シェフ。旬の果実とタルトのおいしさを、クリスマスにも楽しんでほしいという思いから、この一品が生まれました。
味わいのポイントは、苺の酸味、タルト生地の香ばしさ、ピスタチオのコクをクリームでつなぎ、バランスよく仕上げていること。それぞれの素材が調和することで、ひと味違う苺タルトに仕上がっています。
さらに注目したいのが、シャンティクリームの絞り。安里シェフ自らが作ったオリジナルの口金を使い、丸みを帯びた温かみのあるフォルムを表現しています。細部にまで理想のかたちを追求する、シェフの手仕事が光ります。
作りたてのさっくりとしたタルト生地は、翌日になると果実やクリームの水分がなじみ、しっとりとした味わいに。時間とともに変化する食感も楽しみのひとつです。
栗の魅力を重ねた「ブッシュ ド ノエル」

夜空に輝く天の川や星々をモチーフにした「ブッシュ ド ノエル」は、栗の風味を多彩な素材で引き出した一品です。
しっとりとした米粉生地には、茨城県産の栗の鬼皮を粉末にして加えることで、栗の果肉だけでは表現できない、香ばしいロースト香と奥深い渋みを引き出しています。
さらに、愛媛県産「中山栗」を使った濃厚なマロンクリーム、フランス産栗のコンポート、キャラメリゼしたナッツ「クラクラン」を重ね、栗の豊かな風味と多彩な食感を楽しめる仕立てに。ひと口ごとに広がる栗の味わいに、ナッツのカリッとした食感がアクセントを添えています。
そして、目を奪われるのが、安里シェフが自ら作ったオリジナルの口金で絞るモンブランクリーム。繊細で美しい仕上がりは、ナイフを入れるのが惜しくなるほど。栗の奥深い味わいはもちろん、細部にまでこだわった職人技も堪能できるクリスマスケーキです。
王道だからこそ、細部までこだわる「ノエル シャンティ」

クリスマスケーキの定番「ノエル シャンティ」は、国産苺と北海道産生クリームを贅沢に使った、雪が降り積もるような美しいショートケーキ。苺のシロップを染み込ませた、きめ細やかなスポンジにみずみずしい苺をサンドしています。
安里シェフが大切にしているのは、スポンジ、生クリーム、苺のバランス。素材のどれかひとつが主張しすぎず、一緒に味わったときに調和することを重視しています。
特にこだわっているのが、生クリームの泡立て方。大量に仕込むクリスマスシーズンでも、効率を優先して一度に大量に泡立てるのではなく、1リットルずつ丁寧に仕上げています。
空気を十分に含ませることで、見た目だけではわからない軽やかな口どけを追求。シンプルだからこそ、素材のバランスと細やかな手仕事が際立つ、王道のクリスマスケーキです。
女子旅Journal的まとめ
ザ・キャピトルホテル 東急の2026年クリスマスケーキは、栗やベリー、あんず、苺など、それぞれの素材の個性を生かした全5種類。味わいだけでなく、口どけや食感、断面の美しさまで考え抜かれた仕立てが印象的です。
シェフの細やかな手仕事が生み出す、クリスマスならではの特別なケーキ。大切な人と過ごすひとときや、一年を締めくくるご褒美に選んでみてはいかがでしょうか。
クリスマスケーキ 2026 販売概要
予約期間: 11月1日(日)~12月12日(土)
予約方法: 公式ウェブサイトにてオンライン事前決済
引渡し期間: 12月19日(土)~12月25日(金) 12:00~20:00
引渡し場所: 12月19日(土)~12月23日(水)ペストリーブティック「ORIGAMI」(3F)、12月24日(木)~12月25日(金)特設会場(2F宴会サロン)
【ザ・キャピトルホテル 東急】
所在地:東京都千代田区永田町2丁目10−3


