バーンプラサット村でのローカル体験やピマーイ歴史公園でのショーでツアーならではの特別体験を楽しむ

「マンゴツリー」と「タイ国政府観光庁（TAT）」のスペシャルコラボツアー『イサーン（タイ東北部）＆バンコク4泊6日』同行取材の3日目は、サコンラチャシマ県（コラート）のバーンプラサット村へ移動し、ローカルランチとお菓子づくり体験から始まります。

歴史あるバーンプラサット村で地元の人たちと交流

国内最大規模のクメール遺跡が残る街、ピマーイに程近い、バーンプラサット村には約1500～3000年前の人骨や陶器が発見されるなど、当時の生活や文化が残る歴史ある集落です。

そんな人々の暮らしが垣間見えるローカル体験と交流を楽しめるということだったのですが、到着すると一人一人に花輪を掛けてくれる歓迎に一同感激。地元の子供たちもとてもカワイイ。

到着すると素敵なランチセットが用意されていました。日本のちゃぶ台のような雰囲気が懐かしくほっこりします。そしてどのお料理もとっても美味しくて、楽しいランチタイムに。

ランチ後は、花飾りなどの作り方を教えてもらい、一緒にトライ！パンダンリーフの葉をバラのように織り込んでいくのは、なかなかに難しく、人それぞれに個性溢れる作品が（笑）。

次に教わったのが、米粉を使った旧正月に食べる伝統的なお菓子。パンダンリーフエキスの入った水を混ぜて米粉をこねた後、ココナッツやナッツ、パームシュガーの入った具をパンダンリーフで包んで蒸し上げます。モチっとした生地にあまじょっぱい餡の味わいが素朴で、どこか懐かしい感じも。

とても温かいおもてなしを受け、別れがたく名残惜しい貴重な時間は、忘れられない思い出となりました。このバーン・プラサート村では、農村の素朴な暮らしや農作業の体験ができるホームステイも行っているので、機会があったらぜひ訪れてみて下さいね。

ピマーイ歴史公園で開催されたライト＆サウンドショー

バーンプラサット村からバスに揺られること20分ほどで到着したピマーイ歴史公園。こちらの史跡はアンコールワットのモデルになったと言われていることもあり、とても雰囲気が似ています。

史跡では、クメール風の顔立ちをした仏陀やヒンドゥー教の神々の姿が彫られた神殿などを見ることができます。

ピマーイ歴史公園では、毎年11月に「ピマーイフェスティバル」という催しが開催されており、有料観覧となるのですが、こちらとは別に1月と2月に各1回、無料で観覧できる「ピマーイライト＆サウンド」が開催されています。今回はこの「ピマーイライト＆サウンド」を観覧できるタイミングで訪問。

ショーに参加する地元の学生たちが綺麗に着飾られ、遺跡をバックに記念写真を撮る姿も。

会場では「バイシー」という儀式を行うコーナーも！結婚式や出家の儀式など特別な時に行われるそうで、サイシンと呼ばれる白い紐を幸せを願いながら手首に巻いてくれます。巻いてくれるおばあちゃんが、とても優しそうな微笑みと共に丁寧に何かを唱えながら巻いてくれました。いいことありそう♪

地元の郷土料理の屋台もたくさん！どのお料理もとっても美味しそう！なんでも、パンダンリーフで色付けしたグリーンカラーのクレープ菓子は、このおばちゃんしか作れないスイーツなんだそう！モチモチっとした米粉のクレープにココナッツとパームシュガーの優しい甘さにほっこり。

タイ北部地方では、カントークという小さいダイニングテーブルのような台座の付いたトレイに出される料理文化があります。特別な時など、お客さんをおもてなしする時に使われるそう。

ガイ・ヤーン、ソムタム、ラーブ、パッ・ミー・コラート（コラート地方の名物の焼そば）など、バラエティー豊かな郷土料理でディナータイム。遺跡を見ながらのディナーって、なかなか経験できないこと。とても雰囲気があって、より美味しく感じられるから不思議。

ディナーの後は、ショーを鑑賞。ライトアップされた遺跡を背景に、古代クメール帝国の映画を描いた歴史劇を繰り広げるパフォーマンスは壮大で、幻想的。

せっかくピマーイ歴史公園を訪れるなら、11月の「ピマーイフェスティバル」か、1月と2月に開催される「ピマーイライト＆サウンド」を狙って予定を組まれるのもオススメですよ。

【ピマーイ歴史公園】
所在地：Ananthachinda Rd, Nai Mueang, Phimai District, Nakhon Ratchasima 30110
時間：7:00～18:00

◎タイ国政府観光庁：https://www.thailandtravel.or.jp/
◎マンゴツリー：https://mangotree.jp/